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2011年シーズンも終わりました。
今年は、J2昇格年の柏レイソルがそのままJ1まで連覇してしまうという、混戦を極める1年でした。
思えば、V川崎・横浜M・鹿島・磐田・浦和・G大阪・名古屋と、これまでリーグ制覇をしたクラブは代表選手も豊富で「戦力が充実したクラブ」だけでした。
柏レイソルという代表選手がいないクラブが優勝したというのは、Jリーグにとって革命的な出来事だったかもしれません。
いずれにせよ、日本サッカーの底上げが感じられて、悪い結果ではなかったのではと思います。
さて、今日はそんなシーズンをデータで振り返ってみよう!という企画です。
これから年末年始にかけて、色々な角度のデータからシーズンを振り返っていきたいと思いますが、まずは最も基本的な得失点からクラブの傾向を見ていきたいと思います。
どうしても、シーズン中は順位ばかりに目が行きがちですが、得失点には順位には現れないクラブごとの性格が現れます。
得失点について改めて注目することで、何か新しい発見があるかもしれません。
まずは、クラブごとの得点のグラフから見てみましょう。
まず目につくのは、ガンバ大阪の得点力。
西野監督が10年かけて創り上げた攻撃サッカーは毎年安定しており、今年もリーグ1位の攻撃力を誇っています。
反対に、「冗談か!」と思うほどの得点が少ないのが、最下位でJ2降格となったモンテディオ山形。
1試合あたりの得点が実に0.68点。勝利どころか、2試合行って1ゴール見れるか?といった成績です。
一方で、下位にもかかわらず目を見張る得点力を見せたのがセレッソ大阪。
今年ブレークした清武を始めとした攻撃陣のポテンシャルが感じられます。
され、次は失点のグラフです。
こちらも傾向は、顕著。
真っ先に目につくのが、仙台の守備力。
決して満足な戦力が揃っていない中での、年間25失点は驚異的です。
年間4位の成績は、この守備力で勝ち取ったと言っても間違いではありません。
反対に、降格する3クラブで共通するのが、失点の多さ。
浦和レッズは最後まで甲府と残留を争いましたが、失点を見るとチームとしてのクオリティの差は歴然です。
やはり、J1で生き残るにはまずは守備をしっかりすることが大切だということが読み取れます。
さて、以上のように得失点を別々に見てきましたが、ここで1つの図にプロットしてみました。

- 縦軸が失点数、横軸が得点数で、それぞれ平均値でクロスをしています。
- 真ん中より上が平均よりも失点が少ないクラブ。真ん中より左が平均よりも得点が多いクラブです。
こうしてみると、クラブごとの性格が顕著に現れます。
ガンバ大阪は、さんざん言われているように守備力が大きな課題。
圧倒的な攻撃力があるものの、守備が不安定なため3位に甘んじてしまったのかもしれません。今野の獲得に動くというのも納得です。
反対に、守備力が際立ちながらも得点が平均を下回る仙台。
4位と大きく躍進しましたが、攻撃面でベスト3と大きく差が開いており、それがそのまま勝点差に現れてます。
上位2チームは得失点共に優秀です。リーグを制するには攻守のバランスが大切なのかもしれません。
また、中上位のクラブは、(圧倒的な攻撃力を誇るガンバ大阪を除いて)失点が低いクラブが占めています。
「まずは守備から」と多くの監督が言いますが、やはり上位進出には守備の安定が必要だという傾向が読み取れます。
順位に対して高いポテンシャルが感じられるのがセレッソ大阪ですが、守備面での不安定さが12位という結果に現れているのかもしれません。。
攻撃力は素晴らしいので、守備陣の奮闘によっては昨期のような大躍進が再現されるかもしれません。
一方で、降格した3チームは、その他クラブに大きく水を空けられており、降格はやむなしと言わざるを得ません。
根本的なチーム力の差が現れているのではないでしょうか。
まとめますと…、
- 中上位になるには、守備の安定が必要。
- しかし、優勝争いをするには得点力が欠かせない。
- まずは守備!守備さえ安定していれば降格しない。(たぶん…)
それでは、J2編もまた後日更新します! @saka_paraをフォロー



